お知らせ

第32回 欧州内視鏡外科学会に参加!

学会報告記

松藤祥平

 

6月11日から14日に開かれた第32回欧州内視鏡外科学会(32nd international congress of the European Association for Endoscopic Surgery; EAES)に参加してきました。

今年度のEAESはオランダのマーストリヒトで開催されました。マーストリヒトはオランダの南東、ベルギー・ドイツに隣接しており、その位置関係も相まって、19世紀にオランダの都市となるまで20回も統治国が変わっています。オランダ最古の都市とも言われており、13-14世紀に建てられた教会や橋などの歴史的建造物も市街地に残存し、とても美しい街並みでした。

 

 

 

今年のテーマは「EAES Goes Green」。外科医のイノベーションのための最先端の技術ももちろんですが、若手の技術向上のレクチャー、多職種間での技術の共有や、サステナビリティといった環境面での向上も目的としています。

 

 

 

我々の施設からはE-Poster発表4題、Video on-Demandに1題が採択され、能城浩和教授を含め6人(私、江川紀幸先生、伊藤孝太朗先生、田中智和先生、井手貴雄先生)での参加となりました。

 

EAESでは世界の内視鏡外科に関する最新の研究発表や機器のデモンストレーションが行われており、日本と欧州の食道癌に対するアプローチの違いや胆道系疾患への対処法、またロボット技術の発達など様々な面で幅広く勉強することができました。今回EAESで学んだ知識をより深め、今後の臨床や研究に活かしていきたいと思います。

 

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