若手外科医からのメッセージ

松浦 洋

松浦 洋Hiro MATSUURA

出身:沖縄県
2020年 長崎大学医学部 卒業
2022年 入局

2020年に長崎大学医学部を卒業後、佐賀大学医学部での2年間の初期研修を経て一般・消化器外科に入局しました。

なぜ外科医を目指したのか? もともと学生の頃は救急や整形外科に興味がありましたが、佐賀大学での初期研修を経て手術をすることで救命しうる腹部救急という分野に興味を持ち、外科全般の修練を積みたいと思いました。そのような中で、当時の指導医の「救急、外傷に強い外科医が必要」との言葉が決め手になり、入局を決めました。

 

入局後の1、2年目を過ごした大学病院では悪性腫瘍に対するロボット手術を中心に、腹腔鏡手術や開腹手術、疾患ごとの周術期管理や全身管理を中心に学び外科医としての基本的な考え方を学びました。そのほか、学会発表も複数回の機会をいただき、粘り強く指導していただいた成果もあり学会で賞を受賞することもできました(Young endoscopic surgeon’s award優秀演題賞)。

入局後の3年目となる現在は関連施設で消化器外科を中心に修練しており、ロボット手術の助手や腹腔鏡での胃癌や結腸癌の手術の執刀・助手をしています。また、鼠径ヘルニアや虫垂炎など良性疾患の腹腔鏡手術も御指導いただきながら、多く執刀させてもらっています。

 

日本人の死因の多くを占める悪性腫瘍に対する手術の修練を積むことはもちろん、若年者の死因となる不慮の事故による死亡を減らすことができる、外傷診療を強みとする外科医を目指して邁進していきたいと思っております。

 

医学生や研修医の皆さんへ。
どの時代も手術でしか治せない病気というものは存在します。
手術と言う治療方法に興味がある方、外科・救急どちらにも興味がある方など、是非見学に来てください。

松浦 洋

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